■別れについて

別れによる寂しさは本当に辛いものがありますね。
今までどれだけ自分がその人と共鳴し、存在に甘え、
頼りにしていたかが身にしみてわかります。


そして、日頃やり残していたことを改めて気付かせてくれます。
1+1=3以上の関係を築いていたならなおさらです。


惜別は勿論その前にありがたき出会いと関係があったからこそですね。
私が築いてきたそんな関係は、しばしば共鳴のような現象
が生じ、時にアートの現場ではマジックが起こることがあります。


とくに他のミュージシャンとの即興演奏でそれを一番感じます。
また生活の中でも会話によってアイデアがわくとか、恋愛感情が出てくる
など、人と人との間で発生する情熱的なものはマジックだと思います。


でもマジックはずっと続きません。
たいていの場合は時間制限つきです。(恐い!)


小学校の理科の実験で行った音叉の共鳴を思い出してください。
2つの共鳴が始まると、音量は大きくなりますが、
単体で鳴るより、早く音が減衰していたはずです。


マジックは両者のパワーを消尽して作りだされるものなのですね。
どちらも永遠に共鳴し合うことはナカナカ難しいです。
恋愛感情は持続期間があるということはよく知られてますし。
(ただし両者が並々ならぬ努力をすることによって、
恋愛感情ではなくなるけど、違ったマジックが発生し続けます(経験より))


自然のメカニズムはうまくできていて、
しばらくマジックとご無沙汰してても、
再びマジックを起こせさせるよう、
巧妙な手段で次の手を差し出すように見えます。


それが「別れ」だと思っています。


別れ方は実に人様々です。
その人に必要な別れ方にも思えます。
さらに死別は誰もが経験する避けられない別れです。
苦しくつらいですが、受け入れなければならないんですね。


これからも惜別が身近にあったら、
「別れ」という現象の意味を思い起こし
次へのマジックへ備えていけたらと思います。


さて、「別れ」は、芸術活動分野では作り手にご褒美をくれます。
私も、20年前に「明日別れる君へ」と
いう曲が一瞬でわいたたことがありますが、あれもご褒美でした。


せっかくの縁を深く育て、マジックを起こせるくらいの
関係になれたら、きっと別れも良い意味で半端じゃないですね。


奇跡の確率でこの世に生まれてきて、たった一度の人生です。


これからもいろんな人と積極的にかかわりあいながら
一人よがりでない「社会に貢献できる」マジックを起こせたらなあと思います。
共鳴してもらえるには一層自分を磨いていくしかないですね。
(昔、恥ずかしいくらい自己中だったのですが今もナントカ矯正中です、、、)


いつも私の日記をご覧いただきましてありがとうございました!





































































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