■波形に含まれる精神作用を効率よく圧縮するアイデア

こんにちは、出嶌達也です。(以下専門的な記事になります)

私は音楽のみならず、いろんなアイデアがしょっちゅう閃くのですが、
その中でも、「波形に含まれる精神作用を効率よく圧縮するアイデア」をご紹介しましょう。
ここでは、優しい声をより優しくする方法をご紹介します。

前の日記にご紹介しているような波形を準備します。
ここでは、ノーマルの声の波形データをAとする。 優しい声をBとします。

まずAとBの両方ともそれぞれターケンスの埋め込みを行い、トポロジー空間にアトラクタを描画する。

AとBのアトラクタを比較し、異なる部分を目視で見つけ出す。(目でなくても良いけど)
また、リアプノフ指数の変化がAとBで大きく異なるアトラクタ部分も目の付け所である。

AのアトラクタのデータをドラッグしてBのアトラクタのような形に変えてみる。

そのアトラクタを逆変換して視聴し、優しい声に変化したか検証する。

(BのアトラクタをAに近づけることで、ノーマルの声に近づくかを確認してもよい)

ここまで、AとBの違いが見つかるまで、比較と検証を繰り返す。変化した部分は
「優しい」と感じさせるアトラクタの特徴部といえる。この部分は一箇所ではない
可能性もある。

そして特徴部のアトラクタの軌道をもっと拡大し、逆変換して2次元波形に戻す。

↑ここまでは、今やっていることです、↓ここからはこれからやりたいところです。


今回、アトラクタの「ちぢれ」の部分が優しい声を創りだす一因になっているように見えます。
このためアトラクタをもっと微視的に見た波形編集を加える必要性が出てきました。

つきましては、以下の方法で予備実験を行い、「ちぢれ」についての作用を検証したいと思っています。

アトラクタの特徴部を見つけたら、その軌道を各XYZ平面に投影する。(XYZ毎のポアンカレ断面でもよい)
各平面に投影された2次元波形からそれぞれアトラクターを作成する。遅れ時間は一つの「ちぢれ」に
要する周期を適用する。そして、このアトラクタ軌道を拡大して、その後逆変換し、新たなXYZに投影
された2次元波形を作成する。その後この3つの平面に投影させた逆の方法を用いて1つのアトラクタを作成する。この作業はアトラクタの特徴部だけに行うため、他の波形部分には影響を及ぼさないかわりに、「優しい」と
感じさせる部分については増幅したことになる。

このように、波形の中に内包される特徴部を見つけ、さらにその特徴部の中に内包される特徴部の変化量を増幅し、その結果として「優しい」といった精神作用を増幅することができると考えています。

私の日記にお付き合いくださってありがとうございました。

↓弓を使って演奏しています。

↓僕の指です。

↓CD「MOUSA」のスチール撮影より

大阪府庁舎でのプロモーションビデオ撮影中

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